旅する食卓#14
こんにちは! 栄養部です🐱💕
当院では『旅する食卓』と題し、日本全国・世界各地の料理を
入院中の患者様に提供する試みをしています🛫🌈
今回の旅は、和華蘭文化と多島美が織りなす『長崎県』です🛫

この日の厨房も、朝から食欲のそそる良い香りが立ち込めています🤤💞


1皿1皿、心を込めて丁寧に盛り付け、
アツアツの特製スープをかけて出来上がりです!
出来上がったお料理がこちら!👏✨

◆長崎ちゃんぽん🍜
明治時代に長崎で生まれた麺料理です。具材には豚肉、海鮮、野菜が豊富に使用され、
豚骨と鶏ガラで煮込んだスープに、食べ応えのある太い麺が特徴的です。
ちゃんぽんの語源は、中国語やポルトガル語からなど、諸説あります。
◆肉まん🐷
江戸時代の鎖国政策中、長崎の出島が海外との交易の窓口になります。
開国後は、長崎に住んでいた中国人たちが、港の近くに移り住み、中華街の発展につながったと言われています。
◆浦上(うらかみ)そぼろ🥩🥬
長崎市内の浦上地区で作られた郷土料理です。
名前に〝そぼろ〟とありますが、ひき肉ではなく、細切りにした豚肉を使います。
もやし・糸こんにゃく・ごぼう・揚げかまぼこなどが入った、甘辛く炒めた金平のような郷土料理です。
〝そぼろ〟の語源はポルトガル語の〝ソブラード(余りもの)〟と言われています。
ポルトガルの宣教師が、肉を食べる習慣のなかった日本人に、肉と野菜を一緒に料理することを教えたとされています。
◆みかん🍊
長崎県もみかんの生産が盛んです。
私たち愛媛県民にも馴染みの深い、「せとか🍊」や「不知火🍊」は長崎生まれの品種なんだとか!
ちゃんぽんと浦上そぼろには、たっぷりのお野菜を使うので、
2品食べると、1日に必要なお野菜の目安の約1/2量が摂取できます🥬🥕
ボリュームたっぷりのちゃんぽん麺は、
とても好評でレギュラーメニュー化を望む声もたくさんでした☺️🙌
浦上そぼろも、普段食べている金平とはまた違い、
糸こんにゃくのツルンとした食感、もやしのシャキッとした食感などが食べていて楽しく、
揚げかまぼこや豚肉の旨味などもあり、とても美味しかったです🎵
そして、長崎では毎年冬に、長崎ランタンフェスティバルが行われます✨
旧正月(春節)のころに、中華街や観光通りが、約15,000個の中国提灯(ランタン)で彩られるのだとか…🥳🔦
夜はランタンに灯がともり、幻想的な風景なんだそうです!🥰✨

今回は当院の病院食堂も、中国風ランタンで彩ってみました🐼🎉
職員さんにもいつもと違う雰囲気で、旅気分を味わっていただけました☺️
本場の長崎のランタンフェスティバルは、2026年2月6日(金)〜2月23日(月)に開催されるそうです♪
気になった方は是非、足を運んでみてくださいね😄🛫
では、また次回の『旅する食卓』もお楽しみに♪ 栄養部でした🐱💕



