2025年6月14日（土）に
「道後臨床心不全カンファレンス2025」
が開催され、当院の青野院長が
Session II『特別公演』の座長を
務めさせていただきました。

このカンファレンスは2011年より
毎年開催されており、今回で14回目を
迎える歴史ある会です。

愛媛県内の主要循環器病院が参加し、
心不全に関する様々な議論を深めます。

Session Iの重症心不全症例の徹底討論では
愛媛大学大学院 心不全治療学講座 教授
池田俊太郎先生が座長を務められ、
重症心不全症例の病態の把握、
治療方針等の活発な議論が交わされました。

愛媛大学医学部附属病院は、中国・四国地区で
初めての成人心臓移植実施施設として認定され、
2025年5月18日に初の心臓移植手術を実施しました。

その患者様も順調に回復されているという
朗報も届いています。

愛媛の心臓移植の幕開けとも言える今年の
特別講演の演者には、藤田医科大学 循環器内科学
教授　簗瀨 正伸先生をお招きしました。

簗瀨先生は人工心臓（VAD）および心臓移植に関して
日本国内でも有数の臨床経験をお持ちの先生です。

愛媛大学が心移植実施施設として認定されたことで、
今後、県内の循環器専門病院や二次救急を担う
医療機関においても、夜間救急や外来でVAD装着や
心移植後の患者様を診療する機会が増えることが
想定されます。

そうした背景もあり簗瀨先生には、最新のVADおよび
心臓移植に関する知見に加え、一般の市中病院や
開業医として勤務されている循環器内科医が
押さえておくべきポイントについても
大変分かりやすくご講演いただきました。

移植後の免疫抑制剤による下痢や発熱時に
抗菌薬を使用する際の注意点、移植された
心臓は神経が切れており、心筋梗塞になっても
痛みを感じないため、心電図での経過観察が
必要なこと等、VADおよび心臓移植について
体系的に学ぶ貴重な機会となりました。

『知識は宝』

本会で得た知識を日常臨床に
活かしていきたいと思います。

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愛媛県西条市にある「渡部病院」

【病院概要】
住　　所：愛媛県西条市周布331番地1
電話番号：0898-64-1200
診 療 科：内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、放射線科、リハビリテーション科
心不全、狭心症、弁膜症、不整脈などの心臓の病気や高血圧、糖尿病はもちろん、
胸痛や動悸、息切れ、むくみ、体重減少、頭痛、腰痛など、ご不安なことがあればお気軽に受診下さい。

【求人情報】
現在、渡部病院、老人保健施設コスモスでは下記の職種を募集しております。
詳しくはホームぺージの採用情報ぺージをご覧ください。
・渡部病院の看護師（正職員）、看護助手（正職員・パート）
・老人保健施設コスモスの看護師・介護福祉士（正職員）、理学療法士・作業療法士（正職員）

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