活動報告
2022年12月21日、当院に愛媛大学 循環器・呼吸器・
腎高血圧内科学講座 山口 修教授をお迎えし、
Web講演会「血圧からみる心不全治療in西条」を
開催しました。
第一部は当院の青野院長が「渡部病院の取組みと
地域連携『まち』とともに100年続く病院を」と題し、
院長就任からこの1年間の当院での取り組みと
地域連携について講演しました。
当院は「医・食・住」を重視し、堅実な医療と
美味しい食事の提供、そしてホテルのような
「おもてなし」を心がけ、患者様が元気に
『まち』へ戻るサポートを行っています。
ご当地グルメを病院食として提供する
『旅する食卓』や、当院系列施設の管理栄養士が
監修した『なごみのお弁当』の宅配、送迎付き
短時間通所リハビリ開始などの新しい試みや、
職員研修のために週2回行っているモーニング
レクチャーについても話をさせていただきました。
後半はいつも大変お世話になっている
松田循環器科内科 院長 松田 昌三先生を座長に、
山口教授より『高血圧治療を介した循環器病対策』と
題してご講演頂きました。
高血圧、心臓病に関する一般的な知識に加え、
現在進行している県内での様々な取り組みについて、
大変分かりやすく説明して頂きました。
大学病院、地域の病院、クリニック、それぞれが
地域に果たすべき役割は異なりますが、
「地域住民の暮らしを医療の力で支えたい」
というベクトルは同じであると思います。
今後も、近隣病院の皆様と密に連携させていただき
ながら、地域医療に貢献していきたいと思います。