昨夜、愛媛大学医学部附属病院を中心に
県内の病院をオンラインで繋ぎ、
心不全患者の退院支援と多職種連携についての
オンラインカンファレンスが開催されました。

当院でも心不全の患者様が、在宅で水分制限や
体重管理がうまくいかず再入院されるケースが多く、
他院での退院支援の現状や工夫されている点を
教えていただくことはとても勉強になります。

今回参加させていただき、退院支援のポイントは
「患者様の世界を知る」ことだと改めて感じました。

なぜ水分を摂取するのか？
なぜ体重測定しなくなるのか？

行動の結果ではなく、行動の源にある思いを知る。

「相手を知りたければ、相手が待っているバス停まで迎えに行け」
以前、ある方に教えていただいた教訓です。

退院という同じ終着地に向かうバスでも、
乗車するバス停が違えば
終着地までに見える風景や時間が違う。

相手を深く知ろうと思えば、
相手が待つバス停まで迎えに行き、
そこから見える景色＝その人が生きる世界を
共有してから、一緒にバスに乗る。

退院支援のみならず、日常生活で大切にしたい視点です。

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愛媛県西条市にある「渡部病院」

【病院概要】
住　　所：愛媛県西条市周布331番地1
電話番号：0898-64-1200
診 療 科：内科、循環器内科、腎臓内科、呼吸器内科、消化器内科、放射線科、リハビリテーション科

心不全、狭心症、弁膜症、不整脈などの心臓の病気や高血圧、糖尿病はもちろん、
胸痛や動悸、息切れ、むくみ、体重減少、頭痛、腰痛など、ご不安なことがあればお気軽に受診下さい。